2003.4.3 Thu.
云い訳。
【お願い】もしも白文字の独り言に気づいてしまったなら、掲示板に一言「気づいた★」とだけ書いてください。それ以上は勘弁してください。追求とかね。
読んだら、押してみるの方向で…
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今日は、ちょっと不愉快な話になりそうなので、細かい事に苛々してしまうような気の立った方や、お上品な「深窓の令嬢」タイプの方は後日またお越しくださいまし。 (ここで、図々しくも真っ先に「あら、アタシのことだわ」と思ったMoonAge読者の大半を占めるあなた方は該当しません。それは勘違いというものです。)
お食事中の方や、すがすがしい花粉交じりの春の空気に良い気分で目覚めた方は、読まない方がよいでしょう。
必要以上にはしゃぐ、まだ肛門期を脱していないイニシャルMの君たちは喜びすぎないように。
それでははじめましょうか。
このところ飲んでいる薬が胃腸薬だからでしょうか?
店主のはらわた、我が臓物にして肝、腸の奴が、それこそこの時期の新入社員よろしく超熱心に仕事をしている様子で、なんだか自分のものではないような気のするたるみきった腹*1の内部がぐるぐると怪しく蠢いているのです。
公私共に、それこそ何処へ出すのも恥ずかしい良い歳して独り身のこの僕は、自室で放屁*2するにあたっては、別に誰かに断りを入れるでも、事後に申告する必要もないのですが、ただ、叩いて出た埃の大きさというか、身から出た錆の質と量に吃驚するようなことがあって、そんな時に、独りなのに云い訳を考えたりなんかするのですよ。
「こ、これはほら、アレだから…
体に溜まった悪い気を放出したいわば「気砲」の様な技で、
孫悟空の「かめはめ波」みたいなもんだから…
た、達人になると、と、飛べたりも出来るらしいよ。
え?キン肉マン…なにそれ?」
なんてことが脳内を駆け巡ったりするのです。
…でも独り。
まさに無駄。
「放屁しても独り。」
云い訳いらず。
静寂の中に、余韻だけが残ってなぜか気まずいのです。
心境としては、後に何事も無く生き返っちゃう沖田十三氏のもっとも有名な最初の辞世の句、
「地球か…、何もかも皆懐かしい…」
みたいな感じです。
これこそが日本の情緒。
「侘び」と「寂」でありましょう。
一緒くたにして「WASABI」とか云ってる勘違い映画監督に聞かせてやりたい気持ちです。
以上、ご精読ありがとうございました。
*1 ええ、わかっています。現実逃避です。ご指摘は無用ですが、愛に変わる同情なら受け付けます。(独身女性限定) *2 「放屁」ですよ。「お」をつければ丁寧って訳ではないんですよ。それでは「奈良市民」は困るんですよ。「放屁」と云えば太宰治の「富嶽百景」、文学的ですよ。田舎者のボンボンですよ。銀座みゆき通りの「ルパン」ですよ。「走れメロス」ですよ。「女学生」ですよ。「人間失格」なんですよ。(自滅)
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