2004.1.22 Thu.
夢は何処へ行ったんだろう。
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読んだら、押してみるの方向で…
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新しい職場で、一回り年下の同僚に冗談めかして云った。
「仕事の対象に愛情を持たないとね」
自分の言葉が自分に突き刺さる。
僕は今の仕事の対象に愛情を持ててていないのだと実感する。
もう一人の年下の同僚は、忙しいのに愉しそうに仕事をしている。
彼の姿が眩しい。
それはかつての自分のようでもあるからだ。
自分の経験が役に立たないと思う時に、拠り所を失った僕はどうやって立っていたら良いのだろう。
何処へ歩き出せばいいのだろう。
ある人が僕に訊ねた。
「あなたの夢は何ですか?」
改めて気付く。
今の僕は、夢の抱き方を忘れてしまった。
否、そもそも僕は夢を抱いていた事があったろうか。
思い出せるのは、
根源的だけれど、
即物的で、
口に出すのが憚られるような事ばかりだ。
そうして答えに窮してしまう。
ずっと遠い昔、子供の頃にはきっと荒唐無稽な夢や憧れを持っていたと思う。
そうだ、大人になってから夢を見れる人は幸せだ。
ならば、
「僕は幸せになりたい。」
堂々巡りだけれど、それが答えなのだろう。
思い出さなくては…。
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