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2002.1.1 Tue.
今日のリンクはすごいぜ!
 
明けまして おめでとうございます。

ここで、新年にちなんだことを書くべきなのだろうけど、
気の利いたことが思いつかなかったので、いつもの通りに…


大晦日からおじゃましていたB-KH、W-KK夫妻宅で、新年を迎える。
近所で評判の喫茶店「七つ森」の女給でゴシップ好きの辛口京美人Kちゃん、この日が初対面の同店の給仕S氏、渡米前のイチローとなすびを足して二で割った感じで、建築家を志すMac使いのK-KH君らと、すきやき、ふぐ雑炊、おせちをごちそうになる。
飲んだり食べたりで楽しく過ごし、途中仕事から帰った近所に住むお台場の雑貨店店員KRちゃんも合流。

名残惜しくも、午前三時に同家をおいとまし、帰宅。

明け方まで仕事のことを考えつつも、手を動かさぬまま就寝。






昼前にMTからの電話で目覚める。

元旦は映画の日なので、皆で映画を見に行こうと、忘年会で誓い合ったのだった。

落ち合う時間と場所を決め、HT、KTに連絡。

新宿は伊勢丹裏の「新宿ピカデリー1」で、待望の「ハリー・ポッターと賢者の石(監督:クリス・コロンバス/出演:ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント)」を鑑賞。
この劇場は、シートの大きさ、間隔もなかなか良く、肘掛けにはドリンクホルダーがある。
連日の混雑が伝えられていたので、元旦とは云え油断はならぬと早めに入ったのが正解であった。
一時間近く劇場内で並ぶ羽目になる。遅れてきたHTとその彼女NCとも無事合流。

予告は、子供の頃始めからマットに沈んで寝ころんでいた大人げないアントニオ猪木に辟易していたくらいしか印象のないモハメド・アリの伝記映画「ALI」。
劇中にこのシーンは出てくるのだろうか…。出演者リストには残念ながら「HARU Ichiban」の名前はありませんでしたが…。
主演は役作りで20kg増量のウィル・"プリンス"・スミス。

実話が元になったという「陽だまりのグラウンド」。
主演はキアヌ・リーブス。内容は「がんばれベアーズ2001」といったところ。
続編では日本にやってくるのか?

それなりに面白くはあったのだが、設定を映像表現が生かし切れていない感じが残念だったTVアニメの劇場版「∀ガンダム I地球光/II月光蝶」。
日替わりで2作品を上映するサイマル・ロードショーとかいう興行形式をとる。
一日おきの上映なので、実は「II月光蝶」の方が上映回数が多いようなのだが、興行成績にはどのように出るのだろう。是非とも別々にデータを出して欲しいところ。

カタクリ家の幸福」は松坂慶子・沢田研二主演のナンセンス・コメディー・ミュージカル。
忌野清志郎も出てる。
以前MTから話を聞いたときには面白そうと思ったものの、予告を見てすっかり興味が失せる。

バットマンのパロディーだったのは、「スクービー・ドゥー」の予告。
弱虫クルッパー」と云えばお分かりになるだろうか。
スクービー(クルッパー)はCGでした。気になるのはメガ子役ですが、サイト見ても分かりませんでした。
PIXERのフルCG映画「モンスターズ・インク」。
CG雑誌等で評価の高かった「ファー(毛皮)」の表現はすばらしかった。
「トイ・ストーリー」「トイ・ストーリー2」が面白かったので、今作も期待。
しかし、ヒロイン二歳児ですか…。
二歳児で冒険って無理があるような気がするのだが、どうなんでしょ。
すぐ寝ちゃったりするのか?
主役モンスターコンビの大きな方(サリー)の声優は、「ラルフ一世はアメリカン」「ブルース・ブラザース2000」のジョン・"ヤバ・ダバ・ドゥー"・グッドマンなんですが、日本語の吹き替えがホンジャマカの石塚英彦*1なのは、なんというか…。

大期待の「ロード・オブ・ザ・リング」しかし、まさに正当派の剣と魔法ものである指輪物語での主役は魔法使いではない。ガンダルフの魔法も派手さにかける気がするので、魔法使い好きの僕にとってはハリー・ポッター・シリーズの方があっているかも。エルフの耳はもうちょっととがっていても良かったのではと思う。バルカン人より短いのはどうだろうか?

さて、本編「ハリー・ポッターと賢者の石」ですが、大興奮の出来!
借りたままの原作はホグワーツ入学前までのほんのさわりしか読んでいないのが不安でしたが、もともとファンタジー好きだったことも幸いしたのでしょうか、大変楽しめました。
しかも舞台は英国の寄宿舎学校(魔法学校だけど)、レジメンタル・ストライプのマフラーにレジメンタル・タイ、Vネック・セーターというアイビースタイル。
それにローブ! ローブですよ! 胸に校章のワッペンつき!
おおおお、涙が出てくる。
うれしい、うれしすぎるぜっ!
ヤング・シャーロック」「炎のランナー」とならんで「お気に入り映画衣装部門殿堂入り*2」決定。

誰も分かっちゃくれないので自分で云うと、金田一耕助とシャーロック・ホームズとビートルズ好きの僕のワード・ローブは、古着のマントや、襟なしのジャケット、くたびれた帽子といったものが多いです。ほとんど袖を通していない(袖がないからじゃなく:笑)「Yoji Yamamoto」の15万もするショー・モデルのマントもあります。(これは本当に魔法使いみたいでうれしいのだが、僕に似合わないという欠点が…)
実家では、金田一耕助や夏目漱石原作/森田芳光監督/松田優作主演の「それから」の書生スタイルに憧れてビンテージの着物を羽織ったりもしていましたが、丈が足りないばかりか帯も持っておらず、日本びいきの外人のようにして着てました。
考えてみると、マントとか、ケープ、ローブといったヒラヒラ系が好きなだけなのかも…。
実はいまだにトンビや、昔のスコットランド・ヤードの警官が着ていたケープ付きのコートや、馬車の御者が着ていたコートが欲しいのです。

そうそう、監督の「クリス・コロンバス」は「ヤング・シャーロック」の脚本も手がけていたそう。

ジョン・ウィリアムズによる音楽では、ちょっと「ドラゴン・クエスト」の曲に似たところをみつけたりして、うれしかったりも…。

そして、主役の三人の可愛いこと可愛いこと!
ハリーもハーマイオニーもロンも可愛すぎる。
しかし、ロン役のルパート・グリント君は、このまま成長すると、アンソニー・マイケル・ホール*3のようになるのではないでしょうか?
ゆくゆくはビル・ゲイツ役を…。


そして、飛びます。
魔法使いなので、箒にまたがって飛ぶのです。
クィディッチのシーンではもう、どきどきしてましたさ。
どうにも、僕には人が生身で飛ぶシーンに弱いというところがあって、「スーパーマン」や、「E.T.」「グース」「天空の城ラピュタ」「ミリィ」なんかでは、ストーリーには関係なく、とにかく飛ぶシーンでメロメロでした。

そんなわけで「ハリー・ポッター」でも、クィディッチのシーンではかなりグッときたものです。



2時間半の上映時間をたっぷり楽しんだ後、エリート不良会社員KTがビックカメラの宝箱(福袋のようなもの)二万円也を勢いで購入。そのままダイニング・バー三間堂で即席新年会。
料理も美味く、値段もリーズナブルで好印象。
KTの買った宝箱には、DVDプレーヤー、低周波治療器、緊急用携帯電話充電器、ラベルライター、コンパクトカメラ、フィルム、ビデオテープ、テーブルタップ、耳中計測体温計などが入っていました。得なのか損なのかは判断しかねます。(笑)
クリスマスにはイクスピアリでネズミ公園から上がる花火を二人で見たなどと、人の神経を逆なでする発言をしやがったHTは近々(といいつついつなのかちっとも明らかにしない)に結婚予定の同居中の彼女NCに正月休みの間「劇場版 機動戦士ガンダムI〜III」を見せて教育中なのだという。
やるなHT。頑張れNC。そのまま、「Z」「逆シャア」「ポケ戦」「星屑」「08小隊」までいってください。履修後は試験*4がありますのでそのつもりで…
MTは、実家に帰って風邪をひいてきたらしく、つらそうで可哀想なのだが、共に正月返上で仕事をせねばならないHTと僕にとっては、普段以上に毒を撒く生物兵器っぷりであった。

帰宅してTVをつけると「電波・雷波スペシャル」がやっていた。




「ハリー・ポッター」ではこらえた涙を、またしても鮒子」に持っていかれる。


*1 ナマ石塚は2度ほど目撃経験アリ。
*2 他に、衣装部門では、「ピクニック・アット・ハンギングロック」、「幻の城」、前述の「それから」の他、ジャン・ポール・ゴルチェが衣装デザインを手がけた「フィフス・エレメント」などが殿堂入りしています。
*3 彼の身長が188cmだとは知らなかった。映画俳優身長別データベース
*4 20代後半〜30代の彼氏を持つ独身女性の皆様、「ガンダム」は花嫁修業の教養部門必須科目です。しっかり勉強しましょう。
「ハリー・ポッターと賢者の石」公式サイトの組分けでは「グリフィンドール」でした。
トンビを探していて見つけました。和リンクちょっといいかもな。
ジョニー・デップ主演の「フロム・ヘル」が気になる。切り裂きジャック? マ、マントが… 公開は19日から。


 
2002.1.2 Wed.
忙しい。
 
忙しいと人には云っていて、実際忙しいはずなのだが、昨日の出来事を思い出しながら書いた日記、書き終えたら一昨日の出来事になっていたのはどういう訳だ。

ってゆーか、夕食も食べずに五時間もかけて書くような内容でもないだろ>自分。



初夢ネタを書く予定でしたが、
覚えてはいるものの、
特にヤマもオチもなく、
自分を含め誰が読んでもつまらなそうなので没にしました。


 
2002.1.3 Thu.
称号。
 
新年早々、一年の最初に頂いた称号は










嘘つき(泣)。











だめじゃん。>自分

師匠、ごめんなさい。


 
2002.1.4 Fri.
今日の一言。
 
赤い彗星にキャア♪


 
2002.1.5 Sat.
自業自得
 
確実に追いつめられている。(汗)

毎回々々仕事の度に「夏休み最後の日」がやってくるのはどういう訳だ?

計画性ってなんだ?

いたずらに時間的難易度を上げてどうしようというのだ?

答えてみなさい。>自分。
数には入っているのだそう。一次審査に残ったって事だろうか。
こそばゆいやりとりは夢を見ているかの様だ。
そして、僕に必要なもの。もうとっくに気づいていた。 それを手に入れるためにそれが必要だというパラドックス。



「Mr.Children♪その向うへ行こう」「佐野元春♪99 Blues」


 
2002.1.5 Sat.
煮詰まる。
 
新宿まで出て「MotoGP2」、「GranTurismo Concept 2001 Tokyo」と
「連邦vsジオンDX」(?) を購入。

煮詰まっているからだろうか、みちみちいろんなことを考えた。

もちろん仕事の資料にするためである。

●身の丈の高さでものを見れば、小石が岩に見えることはない。

小さな事が大きな問題に見えてしまうならば、視点を持ち上げてはどうだろうか。
そこから離れれば、全体を見ることが出来る。
全体を見れれば、問題は解決するかもしれない。


まったくそれ以外のつもりはない。


手痛い出費だが、仕事の役に立つのなら安いものなのだ。



そうだ。

●嘘が後ろ暗いのは、普段意識できない「自分の信用」を騙しとるからだ。

それ以外あり得ない。

●大切なのは言葉の後ろにある気持ちのはず。
気持ちが見えないから言葉にすがってしまう。

言葉にこだわってしまって、相手の気持ちが見えなくなってつらかったとK-OTが云っていた。
言葉は大切だけれど、それに囚われてはならない。




疑ってはいけない。

●考えないでものは創れない。
突然のひらめきでさえも以前の「考えすぎ」の貸しが返ってきただけだ。

だから僕は考える。
考え続けてしまう。








裏切ってはならない。









ただひたすらやさしく たぐり寄せるとよい。*1

【お願い】もしもコレに気づいてしまったなら、掲示板に一言「気づいた★」とだけ書いてください。それ以上は勘弁してください。



*1 「井上陽水♪手引きのようなもの」



 
2002.1.6 Sun.
光明。
 
ようやく先が見えてきた。

今は自画自賛モード。

「お、いいじゃん。」

「いい仕事してるじゃんか>オレ様」

と自分の仕事にニヤニヤしながらいい調子。

こういうのって自分だけでしょうか。

この仕事で、コレをやりすぎるのもいけないとは思うのだが、かといって自分で良いと思わないものを作っているとメゲるしなあ。






もう正しくいつからか思い出せないのだが、仕事→3時間仮眠→仕事のサイクルが続いている。

一度眠るとちょっと頭がすっきりするし、このサイクルだと2日が3日ちょっと位に使えるのでテンパっているときには良い。

でもほんと時間の間隔は壊れる。

食事も朝飯なのか昼飯なのか、晩飯かはたまた夜食か…

一日何食食べれているのかも分からなくなっている。

意識しているのは、締め切りまで何時間かと云うことと、作業の進み具合だけ。





空気の乾燥で喉が痛い。
昨夜(といっても仮眠前という意味、実は今日。)は暖房の具合でか、疲れがたまったのか軽い吐き気がしていて、危機を感じたので押入から加湿器を出してくる。(早く出せよ。>自分)

やあ、久しぶり。

今年もよろしく頼むよ。

乾いた僕に潤いをおくれよ。

君には期待しているんだ。
(実はカルキの結晶がこびりついてとれないから、ギャラが振り込まれたらお役ご免だと思っている。)

さあ、存分に活躍してくれ給え。


さあ、





さあ…










電源コードが見つからない。(汗)


リストラしようとしていることに気づいたのでしょうか?

電源供給が出来ないと、水を貯えたただの箱です。



…って結局見つかりましたが、結構焦りました。





と云うようにいつになく仕事のことを書いてみたりしましたが…

(本当は他に書けることがないから。)

こんな状況だというのに、

うっかり乗ったモビルスーツのコクピットで、2時間以上も使っていたときは、自分にあきれました。

連邦vsジオンDX」面白いです。


 
2002.1.6 Sun.
今日の一言。
 
甘いマスクの…
















































メロン。


 
2002.1.7 Mon.
やっと…
 
眠れる。


 
2002.1.8 Tue.
なつかしい名前となつかしい映画
 
昨夜は、19時過ぎに眼鏡を外すのも忘れて眠りにおちる。

が、しかし午前2時頃空腹のため目を覚ます。

腹にたまる手応えのあるものが欲しかったが、そう云ったものは何もないし、外出は面倒だったので、カップ麺で胃を慰める。

TLBとチャット。

眠れなかったのだそう。

TLBが会話の途中で突然、両親や親族しか使わない懐かしい愛称で僕を呼ぶ。

驚きととまどい。

くすぐったい感覚。

照れくさい。

朝になってもう一度眠りにつく。

寝室のペンダントライトのスイッチが壊れて、明かりが消せない。

修理に出すにも、その間あかりが使えないのは不便だ。

買い換えねばならないだろうか…。

台所のスイッチを使って消灯。

眠りにつく。



午後、目を覚ましてwebで映画情報サイトへ。

上映時間をチェックし、犬煩悩で家族サービスは手作り餃子というC-SMに電話。

躊躇する彼を説得し、共に「アメリ」(監督:ジャン・ピェール・ジュネ/主演:オドレィ・トトゥ)を見にゆくことに。

途中、うっかり逆方向の電車に乗り換えてしまい、劇場到着が上映開始後1分というタイミングだったものの、予告を含め全編を無事鑑賞。

劇場は渋谷シネマ・ライズ。ドーム状の天井を持つ小振りな劇場。

その特徴的な天井に近い位置にあるからだろうか、高めの位置にあるスクリーンは上端が球形に歪んでいる。クッションは柔らかめでサイズはやや大きめの中型サイズ。

予告は、ロック・ミュージカルの映画化「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」。
松本大洋の原作を故・松田優作の遺児松田龍平主演で映画化した「青い春」。

ビューティフル」はミス・コンに出演するために実の娘当人にさえ子供の存在を伏せている女性の物語。主演のミニー・ドライヴァーは、ハコフグ顔が特徴の女優。(暴言多謝)
デビット・ドゥカブニーと競演してたっけ。



「アメリ」は胸で受け止める映画だと思う。

少女時代の主人公がカメラの前で様々な遊びをするオープニング。

何処で切り取っても気の利いたポストカードになりそうな美しい、味のある画面。

上映開始後しばらくして少女時代のアメリが事故で母親を亡くすシーン。

その事故の場面は…胸にズシンと来ました。

比喩ではなく実際に胸に衝撃が…。

それからは、そう云う痛い場面はないものの、終始ドキドキする映画でした。

(すまぬ、いい年をした男がドキドキしたって告白もどうかとは思うのだが…)

つらいことや悲しい経験をしてきた、大人に向けた絵本のような映画。

近くにいて、相手の場所も分かっているというのに、人との距離が測れずに出会うことを恐れてしまうアメリの、遠距離恋愛の物語にも思える。

ストレートに見れば殻を破って現実と向き合う夢想家の成長の物語?

でも、彼女はこの物語の後もきっと空想をやめはしないだろう。

身の程を知らずに抵抗なく野心をもてた学生の頃、いつか撮ろうと思っていた映画はこういうものでした。

もちろん、こんな素晴らしいものは撮れやしなかったでしょうが…

大事件なんて起きやしない平穏な日常に起こる些細で奇妙な出来事。

優しいいたずら心の起こす小さな奇跡の物語を撮りたいと思っていたものです。

素晴らしい映画でした。

見終わって、「何か」をしたいと思う映画でした。





…いい映画見たなあ。






見終わって、暮れのオープン以来のお気に入りカフェ「Brava table」へ。

すっかり顔を覚えてもらったようなのはうれしいのだが、名前をHTと間違えて覚えられている様子。


うむむ。

シーザーサラダ、キノコのスープ、ボンゴレ・ロッソとカフェ・ラテを食す。

帰りにTSUTAYAでCDを購入。






今日の一言。

松田龍平は、親父より「いっこく堂」に似ている。

「いっこく堂」氏には是非とも、「工藤俊作」の人形とコンビで親子腹話術を実現して欲しい。


いっこく堂 オフィシャルページ


 
2002.1.9 Wed.
目が合ってしまった。
 
「アメリ」を見てすっかり虜になり、何かをしたくなっていた僕は購入したサントラCDを「包むファクトリー新宿高島屋店」でラッピング、遠方の友人へ贈る。

東急ハンズ新宿店へ、昨年暮れに購入した防犯照明の不良品を交換に行く。

壊れてしまったペンダントライトを買い換え、ついでに「目が合ってしまった」ガラス瓶型の照明をワゴンセールで購入。



 
2002.1.10 Thu.
仕事。
 
ここには、あまり書きたくないのだが、仕事しかしなかった日では他に書きようもない。

昨日の午後になって、「今日中か、明日までに仕上げろ」とメールが届く。
連休を考慮に入れてなかったのはこちらのせいだが、もっと早くスケジュールを確認すべきではなかろうか。

三時間ばかり仮眠をとって、そのまま作業を続ける。

15時には別件打ち合わせ。

結局後少しと云うところで、時間切れ先方は翌朝10時まででよいと譲歩。

15時10分前に打ち合わせ場所に到着するも、プロジェクトリーダーの到着が40分程遅れる。

その間、大の大人が説教されるのを延々と聞かされる。

他人ごとではあるが、いい気分ではない。

修正要求は多岐にわたり、こちらの予想を大きく上回る作業量であった。

19時半過ぎに終了し、そのままプロジェクトリーダー宅に移動。

続いて作業スタッフ間ミーティングにはいる。

カフェインのドリンク剤「モカ」を注入。

阿佐ヶ谷「神田川」のお弁当とリポビタンD(笑) をごちそうになりながら*1、深夜零時まで打ち合わせは続く。

解決を見ないまま、もう一件の締め切りが朝までであることを説明し、お開きに。

帰宅して、一時間半の仮眠。

酩酊状態*2に近い寝ぼけようで、TLBと電話。

電話で、目覚めを手伝ってもらったような感じである。

その後、仕事を片づけ10時に先方に電話連絡。

直後、死体のように眠る*3


*1 食事しながら見た「どっちの料理ショー」のせいでカレーが食べたくなる。
*2 あくまで仮定。実際には飲めないので、酔ったこともない。
*3 あくまで比喩。実際には死んだことないので…以下略。


 
2002.1.11 Fri.
ナウシカ
 
あんまり好きじゃないのに、うっかり泣かされる。

悔しい。


 
2002.1.12 Sat.
眠りすぎ
 
10時間も寝て、一度起きてからもベッドの中で寝たり起きたり…トータル13時間。

…腰が痛い。

これで、今まで寝てなかった分を取り戻せたのだろうか?


 
2002.1.12 Sat.
新年会
 
内装業を休業中のプチ・エスパーW-KK、これまた休業中の建築家B-KH夫妻宅で新年会。

高田馬場のゲイバーにお勤めの「綺麗系ゲイ」のT君の発起による企画だそう。

お台場の某雑貨店店員のKRちゃんのゴージャス手料理を囲んでの宴。

「なすび」と「渡米前のもひとつあか抜けてないイチロー」を足して二で割った風情の建築学生KH君や、
学校の先生をなさっていて、この家ではいつまでもMacからPCに乗り換えたことが話題になってしまうGEEKで、かつギャグの滑りっぷりが僕と同一線上にあるようなのが寂し悲しいN氏、
KRちゃんと同じ学校にいたという国分寺の古着店店員のTちゃん、
WEBコンテンツの管理会社にお勤めのOLで、コンピュータウィルスに感染し周りを巻き込んで大騒ぎだったらしいEちゃん。

後から参加した地震があったら跡形もなくつぶれると噂される喫茶店「七つ森」店員の辛口京女Kちゃんと同店の店員H氏とMさん。

総勢12人がちゃぶ台ひとつを囲んで談笑。

ゲイ・パワー炸裂のTくんといつになくそれに絡んで楽しそうなKH君が面白い。

再三にわたるゲイ疑惑にイヤな顔一つせずにこにこ笑っていたKH君は、肝が据わっていたのではなく本当にゲイなのでは? と思わせる有様。

じゃれ合う彼等は楽しそうで、どこかほほえましくもあるのだが、あまり想像力を行使しない方面に決定。

初対面のT君は、「ロボコップ演芸の吹越満」と「松田優作のTVシリーズ探偵物語での刑事役が印象深い故・成田三樹夫」の間で微妙に揺れるといった印象の好男子。

好男子だが、男子好き。

そうそう、この日KH君は靴下を左右不揃いで履いていました。(笑)

26時頃帰宅。


 
2002.1.13 Sun.
思いもかけず、「その日」はやってきた。
 
朝方、ここには書けぬ事あり。
告白 動揺 涙 祈り 怒り 哀しみ 安堵 不安 親しみ 慈しみ 後悔 …虞
午後になって就寝。

東急ハンズから宅配便。

不良品だった防犯照明の交換品が届く。

気持ちが落ち着かぬところへ朝の6時から遊んでいるというKTが勢いで電話をよこす。

カラオケに誘われ一瞬の逡巡の後、部屋にいるよりはと了解。

彼の車で連休中も独りで仕事の代表取締役新婚のB-SY宅へむかう。

途中、春日町のバーミヤンで夕食。

B-SYの新居周辺をうろうろしながら、カラオケ店へ。

夕食は済ませたはずなのに嫁の目の届かないのをいいことに食べまくるダイエット中のB-SY。

笑いながら密告をちらつかせる僕ら。

いつになく「芸」の入ったB-SYの唄いっぷりに大いに感心する。

男三人、「スリー・"おばか"・アミーゴス」である。

帰路、「ヴィドック」の深夜上映を見に行ってはというKTの提案は、魅力的であったが、仕事が気になり辞退する。


 
2002.1.14 Mon.
それから
 
眠れているだろうか。

恐れてはいやしまいか。

義務はない、責任もない。

ましてあなたに非などない。


どうか、

恐れず

自分を責めたりせず

小さな幸福感を感じることが出来たなら

それだけを素直に受け入れ


心穏やかに過ごして欲しい。

そう 切に願う。


 
2002.1.15 Tue.
静寂。
 
明け方から、ぼつぼつと仮眠をとりながら仕事を続けている。

返答を後回しにしてしまって引き受けざるをえなかった仕事が入ったり、ときどき仕事のことで頼ってくれるK-OTからの電話に応えていたり、同い年でベテラン人妻だというのに、話し方が「乙女」な担当者に締め切りでつい見栄を張ってしまったりしながら、夕食の買い出しにスーパーに出向いたのを除いては、きわめて真面目に? 仕事をしていたはずなのに、ちっともはかどっていないのはどういう訳だろう。

今日は、気晴らしに乗ったリック・ドムでさえ15分足らずだったというのに。

そのまま日付は変わって、そろそろ仮眠をとらねばと床にはいるが、気が張っているのか、目が冴えて眠れない。

毎夜、朝方まで点いているテレビも沈黙して、
風呂場の換気扇と、
パソコンの廃熱ファンの回転音と、
時折アクセスするHDDのヘッドのコリコリ云う音、
機械式のキーボードの音が不規則にカチャカチャとする以外は、

なにもない。

ディスプレイの照り返しと、デスク脇の小さなクリップライトが手元を照らす以外は灯りもない。

背中に纏った闇が、音までも吸い込んでしまっているようだ。









あ、今気づいた。

「静寂」と云う字は「静かで寂しい」って書くんだ。

へへ、最近なんか湿っぽくていけねえな!(似非江戸っ子)



静かで、薄暗くて、なんか昔のこととか思い出してしまった。
谷山浩子パーソナルページ
この人は、シンガー/ソングライターのあの人です。
10年以上前にお世話になっていたことがあって、いつだったか秋葉原の路上でばったり再会しました。
多摩美の芸祭だったかな?  学生の撮ったフィルムのBGMに彼女の「カーニバル」と云う曲が使われていたのが、彼女を知ったきっかけです。青く染色された画面にぼうっと公園の遊具が浮かんでは消えて…そんなフィルムだった。
本人は、小さい体に大きくて透き通った目が印象的な人でした。いつも静かに話していました。
いま、僕がこうしているのは彼女との縁があったおかげです。感謝。







 
2002.1.16 Wed.
やっと今頃
 
夜明け頃。
サイクルから云えば、仮眠をとるべき時間。
床にはいるが眠れない。
仕事が終わっていない。
でも疲れたので頑張り続ける気力がない。

ずーっと読んでいないまま放ってあった小説「ハリー・ポッターと賢者の石」を読み出す。
映画の構成が戯作に忠実だと聞いていたのを再確認。
違いは微々たるもの。
全作を映画化する予定らしいが、巻を重ねるごとに暗く重くなって行くという物語らしい。
その、暗くなった頃にスピルバーグが監督として参入するという噂が…
あまり歓迎する気にならないなと。

そのまま眠れずに昼前に読み終えてしまう。

あれ?  いいのか?

…ま、考えないことにしよう。



 
2002.1.18 Fri.
今日も
 
「夏休み最後の日」は続く。
宿題が終わらないので、友達からの遊びの誘いを断る羽目に…。
頬伝う液体が苦い。

いつもいつも、目の前のドアが開かずに苦しんでいる。

やっとドアを開けると、

もうそれですべてが許されたかのように安心してしまうのだが、

その部屋にも次の部屋へのドアがある。

次のドアをすぐに開けようとすべきなのに、

新しいドアを眺めながら一息ついてしまう。

(あ、カナダ映画「Cube」ってそう云う見方も出来るな…。)

海ネズミ公園、ドタキャンしてゴメンな>KT
万が一仕事が終わったら自力で現地に行くよ。


 
2002.1.19 Sat.
すんごく忙しい。
 
周りにはさんざん忙しいと云っておいて…、
海ネズミ公園へ遊びに行こうという
日本全国出張三昧なのがちょっと羨ましい
回線問屋勤務のエリート不良サラリーマンKTの誘いを
ドタキャンまでして

涙が出るくらいというか

乾燥気味の室内で孤独に耐えようと
うっかり唇をかもうものなら
乾いてひび割れて痛かったりするくらいに忙しいのだが…

仮眠明けのカフェ・オレを飲もうと
随分昔に幕張だか池袋だか有明だかの
展示会で手に入れたマグカップを洗うつもりが

いつのまにか

流し台の排水溝のヌルヌルが綺麗になっていたり、

冷蔵庫といいながらも、
冷凍室ばかりが使われてるお気に入りの黄色い単身者用冷蔵庫の
冷凍室に食品がびっしり入っていて
しかも普段以上にきっちり整理されて収まってたりして…

僕のコビトさんは
仕事は手伝ってくれないくせに
こういうところでは
働くんだなと感心してみたりするのですが…

これって普通だよねえ?

試験前夜の一夜漬けはいつだって部屋掃除に変わるもんだよねえ?

そうだよねえ?







普通です。

みんなそうです。


でも…



…大人になってもやってるところは問題なのではないかと?



そうも思ったが、きっと大人を通り越しても
こういうところは変わらないのだろう。


普段なら
「確かなものなんて何もない」なんて、
青臭くすねてみたりもするくせに
ふいに自分の中の「不変のもの」に気づいて

うれしいんだか情けないんだか…

ああ、普段以上にとりとめないけど、これ以上書けない。



メモ(自分用)…「ババシャツ問題」「ジーンズ+パンスト」問題を近いうちに…。


 
2002.1.20 Sun.
今日の一言。
 
さだまさしの「防人の歌」はレゲエのリズムで歌える。


 
2002.1.21 Mon.
今日の一言。
 
年貢状
【 ね ん ぐ ・ じ ょ う 】


「結婚します。」「結婚しました。」をつたえる便り。

僕のところへは去年辺りから多く届くようになった。
懐の寂しいときには、ある種「不幸の便り」とも云える。

類例)年貢ハガキ、年貢メール、御年貢













ええ、しばらく出す予定はありませんとも…。


 
2002.1.22 Tue.
仕事で
 
久しぶりに

一分一秒を争った。

まじで…


 
2002.1.22 Tue.
打ち合わせで
 
「豚トロ」をごちそうになった。


 
2002.1.23 Wed.
やっぱりルパンは緑ジャケット。
 
新宿Kinko'sでデータコンバートに30分待たされる。
作業は2分。
代々木駅まで歩いてから渋谷へ向かう。
さばききれない仕事をMTに回すため、O社担当と顔合わせ。
タイミング悪く朝から何も食べれていなかったのでケーキなんぞ食べてみる。
イチゴのパイ。
イチゴは味が*1もう一つだったが、それでもうれしい。

簡単なオリエンを済ませ、資料探しにMTと書店へ。

途中、TSUTAYAでCD「Lupin the 3rd. Takeo Yamashita Rebirth」を購入。
あの「ルパン三世 ファースト・シリーズ」の楽曲を山下毅雄監修の元、オリジナルメンバーと山下氏の実子・透氏のプロデュースで新録音したDisc。
惜しくも買い逃してしまった「ファースト・ルパンDVD BOX」だが、4/3から単品リリースされる模様。

良し!

同日リリースの「生きていた魔術師」DVDも気になるが…クリカンだよなあ、きっと。

「サムラート」でMTとキーマカレー/チキンカレーを分け合って食べる。
ナンはいいなあ。

ウチでも食べたいものである。

*1 掲示板でそのさんに指摘されて修正しました。ハズかしー。


 
2002.1.24 Thu.
自分。
 
物分かりの良い人間であろうと努めていても、
それに徹しきれるものではない。

道理は間違っていないのに、忘れかけていた「怒り」が顔を出すことにとまどう。

事情も、相手の判断の妥当さにも納得がいくのに、
「物分かりの良い自分」に置き去りにされた
「我が侭な自分」がへそを曲げる。

「正しさ」の在処を見失う。


 
2002.1.25 Fri.
ちょっと
 
変更。
なんか、結構自暴自棄になってるかも。
胸がむかむかする。
参ったなあ。


 
2002.1.25 Fri.
男の人生について
 
男の人生には、「最悪の朝」が必要だ。

底なし沼の泥のように深い眠りから覚めて、アパートメントの窓から差す鋭い冬の朝日がシーツに作る影の、シマウマの毛皮のような模様を虚ろな眼で見つめる。
宿酔いで痛む頭をさすりながら、ベッドサイドからタバコを手探りで探す。
慣れた手つきでオイルのないジッポーから炎を絞り出し深く煙を吸い込む。
少し老いてくたびれた野生の獣のような大きな背中を丸めて、昨夜の出来事を思い出そうとする。
ブラインドがスライスした光線の中で、タバコの煙が踊っている。

むくりと起きあがり、バスルームで歯を磨く。
ブラシを口に含んだ瞬間にこみ上げる吐き気を無理矢理押し戻す。
吐き出した泡には少し血が混じっている。

シャワーを浴びる。
湯気で曇った鏡の中からこちらを見つめている両目は赤く充血している。
首筋を鈍く光る刃でなぞり、無精ヒゲを片づける。
血のにじんだ肌にローションが染みる。
腰にタオルを巻いたままの姿でバスルームを出ると、空き瓶の散乱するキッチンに立つ。

日差しを屈折してきらきらと輝く琥珀色の液体をグラスに注ぎ、一杯目を一気に流し込む。
短く、獣のようなうめき声を漏らして…

そのまま二杯目をグラスに注ぎ、ベッドに戻り腰掛けて、再びタバコに灯をともす。

陶器のアッシュトレイには、吸い殻が小山を築いている。

そして再び、今度はさっきよりも真剣に昨夜の出来事を思い出そうとする。

仕事のことか、金のことか、女のことだったかもしれない。

いいや、あれは生き方のことだった。

どう生きるかと云うことだった。

男は、愚直ではないが狡猾でもなかった。

適度に偽善的で、
適当に卑怯で、
概ね臆病ではあったが、
時には心の奥底から勇猛さを引っ張り出すこともあった。

無謀さと慎重さの中間に立ち
たくさんの小さな過ちと少しの大きな過ちを繰り返してはいたが、
自分の認めた人間には優しかった。

自分と、自分の仲間の幸福を祈って暮らしてきた。

そして、男は生き方を指図されるのが嫌いだった。

それは、自分で選びたかった。

正しいと思った道を自分で選ぶことが重要だった。

人に行く先を指さされるのが我慢ならなかった。

そうすべきだと分かっていてもだ。

御しかねる自尊心を呪いながら、アルコールで怒りを殺した。

過去を振り返り、未来を憂い、惨めな現在に毒を吐き、拳を握ってたくさんの溜め息を飲み込んだ。

過去の女に電話をし、伝言を促す留守番電話のメッセージを聞いて受話器を置き、そのまま眠った。



………



……



…。

そう云う朝が、男の人生には必要だ。

辛い時には、辛さと向き合うための儀式が必要だ。

サクランボのゼリー食べてふて寝して、
腹が下るのを気にして加工乳で割ったインスタントコーヒーのカフェオレ飲んでる大人になりたかった訳じゃないのだ。

孤独をものともしないハード目にボイルされた人生だ。

ダンディズムだ。

タバコも吸えず、やけ酒も出来ずにハーボットとボーリングゲームやってるような大人は、

…負けですか?







しかも、すぐにハイスコア消されちゃって…。






やっぱり負けですね。


 
2002.1.26 Sat.
誤解と弁解
 
きっと誤解されているのだろう。

動揺して、弁解できなかった。


 
2002.1.27 Sun.
もう
 
かれこれ30時間くらい仕事を続けている。

栄養ドリンク2本と、カフェインの錠剤6粒。

眠いし、ひもじい。

早く終わってくれ。


 
2002.1.29 Tue.
みのうえばなし
 



















#み♪





…「ファ♪」じゃないあたりに、著者のどうでも良いこだわりが…。


 
2002.1.31 Thu.
やさしさについて…
 
このところずっと仕事してます。

ずっとずっと仕事してます。

ホントです。

マジっす。

ノンフィクションで、

いやドキュメンタリーで、

いやいや歴史的事実として仕事してます。

…すごくイヤ(笑)

ま、嘆いてもしょうがない。

そんな感じで、
歴史の証人でもある読者諸姉*1に、
前世はイギリス人で、
本来はキリギリスだと云うのに
アリのような働きっぷりの僕が、
仕事の合間にふと、脳内に浮かんだことなど…。


それはまるで、
想い人にたずねる



「…ねぇ、今何考えてたの? 」



と云う普遍的だが、
他愛なさの裏に、
実は人間性への問いを
抜き打ちテストの如く忍ばせていて、
うっかり気を抜いて答えようものなら、
思いも寄らぬ災いの種にもなりかねない危険をも秘めていると云う、
ありがちな恋人たちの会話への
一つの答えであるかのように…。(意味不明)

S-M-Lと云えば何を指す?

スーパー・マイルド・ライトなんて云う
アリもしないタバコのグレードではないし、

スーパー・マイルド・ラガーなんて云う
アリもしないビールだか発泡酒だかでもなく、

…冴えない脱線は放置して、

「Small - Medium - Large」である。

「小・中・大」なのである。

「中」があるので厠関係でないことは明かである。

(その昔、「やらかいもの」を「中」だと言い張った友人がいたようにも思うが、顔も思い出せないので放っておくとしよう。)

「6-3-3」なら学校教育だが、もちろん違うのだ。

ここまでの前置きはどうでもいい。(断言)

本当に脈絡のない脱線ぶりに、
疲れのあまり壊れてきている我が身を案じたり、
シナプスの紡ぎ出すイメージの不思議に、
NHなんとかスペシャルみたいな人体の神秘なんかを感じたりして
「あ…、今なんか出てる…」な風情ですが…

つまるところサイズだと、
大きさの段階であると…、
そう云いたかったのであります。
(じゃあとっとと云えよ…)

ここからが本題ですが、

男女間の好意というか、気持ちに関する表現に、
下世話な酒場*2のネタ話のようなものを思いついたのでご披露いたしましょう。

 だんだんと大きくなってゆく気持ちはね、
 こんな風に変わってくのさ。
 
  ya Sa shi i(やしい)

  ya Ma shi i(やしい)

  ya La shi i(やしい)

ほらね♪…
(「ほらね♪」じゃねぇ…)

この上もあるんだぜ…

もっと気持ちが強くなるとさ、

「やっらしい(ya LLa shi i)

ってね。(笑)



(エーもし、こんなこと話してるヤツがいたら、真冬だろうが頭から冷水ぶっかけてつまみ出してください。:店主。)


まるでガッツ石松の得意ネタ

「『愛』には真ん中に心が、『恋』には下心が…」

にさえ及ばないオヤジなネタに自己嫌悪気味な冬の朝。


こんな、馬鹿馬鹿しいにも程があることを考えていたりもしたのですが、

ご無沙汰気味のロマンスが我が身に訪れたとして、

「…ねぇ、店主さん普段どんなこと考えてるの? 」

なんて甘く問いかけていただける幸運がやってきた時に、こんなこと答えちゃったりしたらダメですか?



…やっぱりダメですね。

まあ、昨年のクリスマスに独りで引いた天神様のおみくじ半凶だった男なんてこんなものさ。

やめてくれっ、そんな憐れむような目で僕を見ないでくれっ!


*1 女性読者の方が多いみたいなので、配慮してみました…
*2 飲めないので、滅多に行けませんし、こんな話をすることも聞くこともないのですがね。
普段からかな入力の店主。には発見でしたが、ローマ字/かな変換の皆様には常識でしたか?
え? 「L」じゃなくて「R」だろうって?  小さいことは気にしなさんな…。







   



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