2003.10.3 Fri.
浮かれ莫迦ポエマー系
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読んだら、押してみるの方向で…
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そのつもりではなかったのだが、 以前ある人物から、その人自身の人物評価を問われて、筆を進めるうちに人が自身に内包している異性について語ったことがある。
「誰も皆、自分の中にその肉体とは異なる性*1を持っていて、そのことを羞じず、萎縮せずに敬意をはらっていられることが、正しいのではないか」とそう云った事を書いた。
こんな僕にそう称された彼は、「それこそが真のフェミニズムだ」と大層評価してくれ、この僕のまがい物の知性を過大に褒めてくれたものだった。 日頃から彼の放埒さに呆れつつも感嘆し、また高いインテリジェンスに憧れていた僕は、彼が高く評価してくれたことが心底嬉しかった。
今でも時折、「落ち着き」や「成熟」と云った自分の期待とは裏腹に周囲(のとりわけ女性陣)から、「女性的である」だの「性を感じ無い」だのと評される僕は、その都度己の不甲斐なさを羞じ、番いの片割れを求める身としてセックスアピールの不足についてうなだれたりしたものである。 しかし、その一方で男性側ジェンダーの短所的*2特徴について好ましく思っていないことも確かであり、そのような評価に心の片隅では安堵を感じていたのかも知れない。
であるから、自分の内から未成熟の女性的*3な創作欲求が顕れたとしても、ただそれを否定するばかりではないのだ。
僕の中のpoet*4は、確かに存在するのだから。
自粛削除
*1 社会的な役割としての性=ジェンダー *2 無論それは視点を変えれば長所と論じることができるだろう事は承知の上である。 *3 ここで云いたいのは、詩を愛し嗜む魂が必ずしも女性的であると云いたい訳ではなく、巷で照れ隠しに用いられる「少女趣味」という形容への僕なりの回りくどい表現に過ぎない。他意は無いのだ、くれぐれも誤解無きよう。しかし、我ながら大変面倒くさい性質である。 *4 「poet」=詩人。女性形は「poetess」。しかし、これだけ皆が「ポエマー」って云ってるともうそれでいいような気がしてくる。(笑)
ジェンダーと云えば、思うことがある。 「文化を創るのは女性、文明を造るのは男性」と云う事。そうでもないかね?
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